◇正しい設置の仕方

• ●必ず水平で安定した場所に設置してください。

  ◆設置場所の床がコンクリートの場合

  設置場所の床面がコンクリートの場合、床上げが必要です。
  水平で安定した場所にコンクリートブロック又はパレットなどを敷きます。
  その上に12mm厚のベニヤ板などを1枚敷き、米保管庫を設置してください。
  板を1枚敷くことで、収納米の重量が板全面にかかり安定します。また、床下からの湿気を防ぎカビの発生を防ぎます。

  ◆設置場所が板間の場合

  設置場所が板間の場合は、基本的に床上げする必要はありませんが、ベニヤを1枚敷くことで床への収納米の重量の負担が和らぎます。12mm厚のベニヤ板1枚を敷きその上に設置すると良いです。

◇設置場所について

• ●直射日光のあたる場所や高温多湿な場所には設置しないでください。

  庫内温度が上がりやすい場所に設置しますと、米の酸化が進んで味が落ちることがあります。また、コクゾウムシなどの害虫の発生を促進する原因となります。

• ●雨の当たる軒下や屋外には設置しないでください。

  本体の構造上、屋外での使用はできません。

• ●米保管庫内、設置場所の掃除をしてください。

  こぼれた米粒を放置しておくだけでも、害虫の発生する可能性があります。

• ●おすすめの設置場所

  ・直射日光のあたらない風通しが良く涼しい場所

  ・蔵のような一年を通し涼しい場所

  ・設置場所は倉庫、納屋などの北側が良いです。南側は日光の当たりが強く、東側は朝日、西側は夕日が当たりますが、北側は比較的日光を受けないので、暑くなりにくく設置場所に適しています。

◇米の保管について

• ●米袋は毎年新品に買い替えてください。

  虫の発生を予防するため、米袋は毎年必ず『新品のしばり紙袋』を使用してください。古い米袋やミシン縫い米袋は、絶対に使用しないでください。コクゾウムシなどの害虫の発生の原因となります。

• ●米はよく乾燥させてから保管してください。

  米の品質保持のために米はよく乾燥させてから保管してください。米の水分含有率を14%以下にして保管してください。14%以上で保管しますと、米にカビが発生する可能性があります。

• ●もみすり直後や乾燥直後などの玄米は温度が下げてから収納してください。

  玄米の温度が蒸れの原因となります。

• ●野菜などの湿気の出るものと米を一緒に保管しないでください。

  野菜の水気が米に移り、カビの原因となります。

◇扉のスキマ調整について

●水平が狂って扉が閉まらなくなるのを防ぎます。

• ■扉の左下があたるとき（1枚扉の製品）

  スキマ調整板を正面向かって右下の角に差し込んで調整してください。

  

• ■扉の左上があたるとき（1枚扉の製品）

  スキマ調整板を正面向かって左下の角に差し込んで調整してください。

  

• ■左扉の上があたるとき（2枚扉の製品）

  スキマ調整板を正面向かって右下の角に差し込んで調整してください。

  

• ■右扉の上があたるとき（2枚扉の製品）

  スキマ調整板を正面向かって左下の角に差し込んで調整してください。